新型コロナウイルス対策についての 至急の要請

(以下と同内容を、大阪府教委にも府支部から提出しました。)

2020年2月26日

大阪市教育委員会 教育長  山本晋次 様

大阪市長                          松井一郎 様

  なかまユニオン・大阪市学校教職員支部

 前略。

 新型コロナウイルス対策について、教職員と児童・生徒の感染防止のために、至急に以下のことを要請します。

 既に日本国内では、感染ルートが不明の感染が広がっています。しかし、韓国では民間医療機関も活用した全面的なウイルス検査を行っていますが、日本政府は未だしていません。その中で大阪でも既に、発症していない保菌者が広がっている可能性があります。

 学校で子どもたちは狭い教室で多人数で長時間生活し、その中で教員は大声で話して授業を続けています。これは感染については最悪の条件です。しかし教職員は、常態化する欠員状態の中で、体調が悪くても「年次有給休暇」では休みづらくなっています。もし保菌者であれば、感染を子どもに拡大し続けている危険性があります。

 既に子どもに関しては「保護者からの欠席連絡の際に、発熱等のかぜの症状があれば出席停止の扱いでお願いします。」と通知しています。休校の判断をする前に、教職員に対してもできる措置として、教育長と首長の責任での危機管理対策で、至急に以下のことを実施するように要請します。

  1. 教職員から子どもへの感染を防ぐために、発熱等の不調を訴える教職員には、医療機関を受診していなくても、「年次有給休暇」ではなく、規定の付与日数とは別の特別の有給の「病気休暇」として扱い、「出席停止」に準じた運用をすること。

          以上です。

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