・講師 高橋哲さん(大阪大学教員)
・日時 2026年1月31日(土)午後2時 ・会場 エルおおさか701号室
・資料代 500円
◇「給特法」ってご存知ですか?!
労働者にとって労働時間の管理はとても重要な問題です。ところが、公立学校教員はどんなに長時間働いても残業代が支給されません。それは1971年に制定された法律、いわゆる「給特法」に基づきます。
◇定額働かせ放題!!
教員の「定額働かせホーダイ」って聞いたことありませんか?給特法は、給料月額の4%が教職調整額として支給される代わりにどれだけ長時間働いても給料が増えないため、このように揶揄されることがあります。
◇子どもたちにも悪影響が!
そして、この給特法による教員の長時間労働は、労働問題であるばかりではなく、子どもたちの教育の権利の問題ともいえます。教員が長時間労働を強いられることにより子どもたちも様々に被害を受けています。
◇給特法改正!
その給特法が本年2025年6月改正されました。しかし、この改正給特法が教員の労働条件や労働環境を改善し、また、子どもたちの教育環境をよくするとはとても思えません。むしろ新たな問題も生み出されかねません。
◇講師は高橋哲さん
高橋哲さんは改正給特法論議の際、国会において参考人として鋭く問題を指摘されました。また新編著『教員の「働き方改革」はなぜ進まないのか〜教育・教員の特殊性をふまえた改革提言』(日本評論社)を通して、労働組合にとって、いま、どのような活動が必要かについてもお話しいただけると思います。乞うご期待!


