不当な人事評価撤回!(大阪府市)

大阪は東京とともに全国の先頭で、人事評価結果の給与反映を強行してきた。年度ごとの5段階評価の結果は、昇給時期と期末勤勉手当額に使われる。一方では、2年連続で最下位評価を受けると、「指導力不足教員」として現任校から離れての研修対象になり、結果的にはその大多数の者が「改善が見られなかった」として分限免職や退職に追われている。

特に大阪市教委は、府教委以上に独自に、5段階の人数割合の相対評価を導入してきた。上位2つのSS・5%、S・20%は枠をはめ、A・B・Cは私たちを含めた反対運動の中で、まとめて75%の制度化にとどめた。しかし、吉村・前市長が「どの学校にもB・Cの下位評価者がいないはずはない!」と教育行政に介入し、校長は下位評価者を“創り出す”圧力を受け続けている。

その中で、大阪市立東淀工業高校で校長が「授業力」評価項目の資料の柱の一つの「生徒の授業アンケート」の集計結果の数値を改ざんし、下位評価の根拠に使うという事件が起こった。組合は市教委交渉要求と市会陳情書提出等に取り組み、一年近くの闘いで当該組合員の下位評価を取り消させ、減給分の実損を回復させる結果を得た。

組合は、学校の教育活動を潰してしまうような、評価制度とその給与反映そのものの廃止を求めている。

不当な人事評価撤回!(大阪府市)

2020年度人事評価結果に対する苦情申出にかかわる苦情審査会議事要旨について

松田です。 2021年9月9日付で、2020年度人事評価結果についての苦情申出に対する審査結果通知書が送られてきました。(文面は以下) 以下  令和3年3月25日付で申出のあった苦情については、審査の結果、評価結果については「妥当である」と...
不当な人事評価撤回!(大阪府市)

「追加申出書」を提出  (松田幹雄組合員からの報告)

大阪市の教職員人事評価結果に対する苦情については、「苦情相談申込書」を提出すると、その苦情について市教委事務局が調査した結果として「苦情対応調書」が送られてきます。それに対して、更に「追加申出書」を提出すれば、大阪市教育委員会事務局幹部で構...
不当な人事評価撤回!(大阪府市)

大阪市の人事評価制度に苦情申出を行いました!

(松田組合員からの報告を、本人の了解を得て、以下に紹介します。) 大阪市の人事評価制度はおかしい! 2020年度人事評価結果「能力評価項目に自己評価数値を記入しなかったから規律性が低い」に苦情申出を行いました!  大阪弁護士会にも人権侵害救...
不当な人事評価撤回!(大阪府市)

苦情相談申込書と苦情相談追加申出書

以下の2通は、組合員が大阪市教委に提出した苦情申し立てです。本人の了解を得て、紹介します。)  「能力評価項目の自己評価を数値で記入できなかった」ことを「規律性が低い」と評価していいのですか?!   所属組合員が2018年度評価、2019年...
不当な人事評価撤回!(大阪府市)

下位評価「取り消す」 大阪市教委、「正当性担保できぬ」と謝罪

大阪市立東淀工業高校の組合員が、「(一部)相対評価制度化」初年度の2018年度末(2019年3月)の不正な「第4区分」低評価(5段階中)の撤回を、11か月にわたる闘いでもぎ取りました。 2月17日の大阪市会(教育こども常任委員会)での議員の...
不当な人事評価撤回!(大阪府市)

団体交渉申入書

2019年5月24日 大阪市教育委員会    教育長 山本晋次 様 なかまユニオン大阪市学校教職員支部 支部長 笠松正俊  前略。  大阪市立東淀工業高校の○○△・主務教諭は、本組合の組合員であることを通知します。  ○○組合員は、2018...
不当な人事評価撤回!(大阪府市)

団体交渉の再開にあたって、2月19日市会・教育こども常任委員会の論議を踏まえて「給料・評価制度の新施策案の2018年度実施の断念」を改めて求める、緊急要求書