「2014年度年間基本要求」大阪府教育委員会・団体交渉(2015年2月6日) 要旨報告

団体交渉拒否事項について

「大阪府労使関係条例」施行後の初めての基本要求交渉でした。  府教委側は、「これは管理運営事項」と勝手に区分し、「勤務労働条件に該当しない」とする事項については説明すらしないという、予備交渉を通じての不当な対応です。  組合側は、ILO・ユネスコの2011年CEART報告を突きつけて、批判しました。  今後も、不当な交渉拒否が予想されます。 組合は、CEARTへの追加情報の提供(カウンター報告)を、英文で現在作成中で、今後も国際基準を突きつけていきます。

アスベスト対策問題

金岡高校等のアスベスト対策で、「生徒への早急な注意喚起の実行」を要求し、「持ち帰って検討します。」という回答を得ました。当面、これの回答を迫ります。  遅々として進まない(進めない)各校全体への対策について、府教委・施設財務課との継続交渉が必要です。

学校内規廃止問題

府教委の通知を受けた、金岡高校等での校長による内規全廃、職場の混乱(教育活動の困難)の責任を追及した。  府教委は、「校長の学校運営責任体制について調査集約しただけで、既存の内規の全廃は指示していない・・・。」と弁明。  各学校から調査集約した内容(内規変更の内容)文書を、府教委に情報公開させる必要があります。  今後も、組合員内外の、各学校の現状(混乱状態)の集約を進めます。

○ 授業評価アンケート実施

アンケートの中止、最低限、「民間人校長を授業評価者から外せ!」の要求を中心に追及しました。

以下は、重点のみ要求。

・「君が代」強制するな。

・中原教育長のパワハラ辞任要求。

・金岡高校校長のパワハラ責任問題。  

(以上です。)

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