子どもといっしょに教育を考える会は、2024年11月28日に『「心の天気」入力強制についての質問と要請』」を大阪市教委に提出し、2025年1月20日に回答を受けました。
https://www.nakama-kyoiku.com/archives/2049
この回答にかかわって、3月24日(月)10:00~12:00、大阪市役所地下1階会第1議室で大阪市教との協議が設定されています。3月14日(金)、この協議に向けた事前質問(協議の場で回答を受ける質問)を提出したとのことです。
以下です。
2025年3月14日
大阪市教育委員会
教育長 多田 勝哉 様
子どもといっしょに教育を考える会
(連絡先)小川裕子 ●●●-●●●●-●●●●
3月24日の「協議」に向けた事前質問
私たちが昨年11月28日付で提出した『「心の天気」入力強制についての質問と要請』に対して、1月20日付で回答をいただき、3月24日に、回答についての説明を受ける「協議」が予定されています。協議の内容を深め、充実させるために事前に質問を提出しますので、協議の場でお答えいただきますようお願いします。
【協議にあたっての事前質問】
1.心の天気の入力を、いじめや不登校の未然防止や、文科省が言うように子どもの自殺防止につなげるには、子どもが本音を入力することが前提になると思いますが、実際は教員との間に信頼関係がなければ、本音を明かさないと思います。これで本当に効率よく目的を果たせていると考えますか?
2.心の天気の入力により、教員が子どもに向き合う時間は増えていると感じていますか?
3.子どもが心の天気を入力することについて、保護者には説明がなかったですが、教委は説明するよう指示したのですか?保護者に説明は必要ないとの見解ですか?
4.「子どもが自分の心情をコントロールできるようになることを目指す」について、それなら先生にさらす必要はないと思うが、また、人目にさらすために入力するものは、本音でなくなるのではないかと思うが、子どもに入力させることが、目指す状態にどうつながるのでしょうか?
5.子どもには心の天気を入力するという内心をさらす行為を断る権利はないのですか?(思想と良心の自由は侵してはならないはずですが)
6.相談のきっかけにしたいのであれば、毎日ペナルティを課してまで義務化する必要はないのでは?子どもが相談したい時に相談できる態勢が併せて必要ではないでしょうか?
7.「授業日において、児童・生徒の8割以上が学習者用端末を活用した日数が、年間授業日の○%以上にする」との目標を各学校の「運営の計画」に入れるよう学校に指示した経過と理由について説明してください。
以上です。
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