最高裁への「公正な判決を求める署名」にご協力をお願いします D-TaCからの呼びかけ

Democracy for Teachers and Children ~「君が代」処分撤回!松田さんとともに~(D-TaC)共同世話人 笠松正俊 田中秋子 中桐康介

◆みなさんは、日本の国歌「君が代」がどんな歌なのか、どんな歴史があるのか、誰からも教えられないことを不思議に思ったことはありませんか?

◆小学校が国民学校と呼ばれた時代、学校で天皇のために命を捨てる教育が徹底された時代の「道徳」(当時は「修身」)教科書には「君が代」について、こう書いてありました。

◆『この歌は、「天皇陛下のお治めになる御代は、千年も萬年もつづいて、おさかえになりますやうに。」といふ意味(いみ)で、國民が、心からおいはひ申しあげる歌であります。「君が代」の歌は、昔から、私たちの先祖(せんぞ)が、皇室のみさかえをおいのりして、歌ひつづけて来たもので、世々の國民のまごころのとけこんだ歌であります。』

◆これはまったく史実に反していて大嘘ですが、当時の学校では、これが大真面目に教えられていたのです。卒業式や入学式で、「日の丸」に向かって「君が代」を斉唱するようになったのもその時代です。その目的は、戦争を支え担う人間をつくることでした。

◆戦争前夜とも言われるようになったまた、強制によって、全員が国旗(「日の丸」)に向かって国歌(「君が代」)を斉唱する卒業式や入学式が行われています。「日の丸」「君が代」の歴史を隠すことは日本国家の国策なのです。

子どもの権利条約は、子どもたちに、自分にかかわることについて意見を聞かれる権利(12条)を保障し、自分の意見を形成するために必要な情報を受ける権利(13条)、自分の考え(思想・良心・宗教)に反する行為を強制されない権利(14条)を規定しています。児童生徒は、自分に起立・斉唱が求められている「君が代」について「どんな歌?どんな歴史があるの?」と聞いていいのです。そして、自分の考えによって、学校から求められることに従わないことも子どもの権利条約では認められているのです。しかし、現実の学校では、必要な情報も提供されないまま「まわりに合わせろ」「勝手なことをするな」と言われて、「日の丸」「君が代」の歴史を知って、「君が代」を歌いたくないと思っている子はつらい思いをしています。これは、子どもの権利条約違反です。

国際人権自由権規約はすべての人の思想・良心・宗教の自由を絶対的に保障されるべきものとし、自分の信念に反する行動を強制されない権利(18条)を規定しています。大阪市立学校の教職員は、今、橋下市長と大阪維新の会が主導して制定した大阪市国旗国歌条例とその下で発せられている教育長通知によって、「国旗(日の丸)に向かって国歌(君が代)を起立・斉唱する自らの姿を通して子どもたちを教育せよ」と命じられ、従わなければ懲戒処分を受けています。これは、国際人権自由権規約違反です。

松田幹雄さんは、担任として出席した2015年3月の大阪市立中野中学校卒業式で「君が代」を起立・斉唱しなかったことを理由に戒告処分を受け、その取消を求めて裁判を行っています。現在、最高裁に上告し、判決を待つ段階です。

松田さんの処分取消は、教職員の権利確立に寄与すると同時に、子どもの権利侵害の是正につながるものです。「公正な判決を求める署名」をぜひお願いします

最高裁宛公正判決要請署名用紙
2023.11.18shomeie291a3.pdf (wordpress.com)

署名お願い用紙
shomeionegai2.pdf (wordpress.com)

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