2020年3月2日
大阪市教育委員会
教育長 山本晋次 様
なかまユニオン・大阪市学校教職員支部
前略。教職員の勤務労働条件に係って、以下を至急に要請します。
1、組合は2月28日付「要請書(2)」で、「子どもに対する教職員自身が保菌者になる可能性を下げるために、」「最小
限の低学年児童看護要員を除いて、時差出勤を行うこと」を要請しましたが、実施されていません。府教委は既に2月28日付「通知」で、以下の通り
「 【勤務時間の割振りの変更について】
新型コロナウイルス感染症の感染の防止のため、業務に支障のない範囲内において、府立高等学校等の職員の勤務時間、休日、休暇等に関する規則第3条第4項の規定に基づき、学校運営上必要があると認める場合として、勤務時間の割振りの変更を柔軟に行うことが可能ですので、あわせて申し添えます。
【勤務時間の割振りの変更例】 8:00~16:30、10:00~18:30 」
と記載して指示しています。大阪市教委も、直ちに指示してください。
2、市教委は2月28日付で、「子の看護休暇の特例的な扱い」を通知しましたが、1人養育の場合「5日間の内数において取得できる」だけで、それ以降の日は「後はどうすんねん!」という状態になっています。養育する子の学校休業等の期間の終了まで全日数を「子の介護休暇の特例的な扱い」としてください。
3、本日3/2(月)午前中の時点では、各小・中学校全校について、保護者の看護ができずに学校で受け入れた児童・生徒数を集約していると思います。各校ごとの人数を、遅くとも本日午後5:30までには情報提供してください。
4、市教委は既に、卒業式の実施に関しては「内容やプログラムを精選して時間短縮を図ること。」と通知しています。しかし「校歌はやめるが、国歌は歌うように市教委から指示されている。」と言っている校長がいます。市教委からのこの指示が事実かどうか、事実なら口頭か文書か、を答えてください。もし文書なら、情報提供ください。
以上です。